十六話
カズミはその方向を向きカメラを構える
「出たか幽霊!」と言い走っていくのでガーナも追いかける
=ちゃおとサツキの部屋=
チャオが構えており、さつきは後ろで怯えてる
「幽霊でた?」というカズミの言葉にチャオは「幽霊?」と答える
ガーナが一歩前に出てチャオに何があったか聞く
「肉まんに異変あったヨ!」
そこには、蒸された食べ物が入っており1カジリされていた
「つまみ食いしちゃった^^」
もちろん、これを言ってるのはほかの誰でもなくサヨである
サヨは通り抜ける性質を生かして、アキラとミソラの部屋に入る
大きな水槽のほうを見ているアキラがいて、ミソラはヨガをしている
「山本、少しはなれた?」「少しわね」と言っているアキラの背中にサヨが乗りかかる
「へぇ~このガノトトス、山本さんって言うんですか?」
アキラが体を震わせているのに気づいた、ミソラは聞く
「どうしたの」「何か、背中がゾクゾクする」
サヨが今気づき下がった方向にいたミソラにあたる
「ミソラ!?」サヨは床を通りながら「すいませ~ん」と言いどこかに行く
ーフウカ・フミカ・セイリュクの部屋ー
セイリュクはベットで眠る中、フウカとフミカは浮遊するコップを見る
「いやぁーーー」
サヨはそれがだんだん楽しくなりエスカレートする
(ノドカとユエの部屋)
ノドカは猫を撫ぜながら、笑っている
ユエはカードタワーを作っていたが、ノドカのほうを見ていた瞬間カードが宙に浮く
「私こういうの得意なんですよね」と言いながらその光景を見た、ノドカとユエは「イヤァーーーー」と叫び声をあげる
そこに、ヨメコ、ハルナ、クーフェが来たのでクーフェが尋ねる
「どうしたアルカ?」
ノドカとユエはふるえながら「ユッ、ユッ」という
そこに道場破りのようにいきなりカズミが来た
「幽霊出たかぁ~?」
だが、サヨは別に部屋にいた
パソコンを使っていろいろしているチサメとハカセのいる部屋に・・
「入ってみました~」とサヨが、画面いっぱいに移る
ハカセとチサメは同時に驚き、声を揃える
「うわ、インターミュートン」
サヨがまた別の部屋にいきチア6人の部屋に入っていく
そこで、6人が作っていたラーメンを吸い上げる
「うぅん、おいしい」
もちろん、6人にはサヨが見えないので、らーめんが空中に吸い上げられなくなってるように見える
「キャーーー」
さらに奥に進み、ザジとマナの部屋に入ってザジのピエロ衣装を身にまとう
「どうですか、似あいますか?」
「ザジの服生きていた・・・」
マナがライフルを構える
「妙な侵入者め、消えな」
サヨはあまりの恐怖にそこから逃げた
その場にカズミ達が来て、マナに聞く
「幽霊は?」「逃げられた」と悔しそうな顔をするマナ
その夜は、みんな眠れなかった
翌日、カズミは自分の隣の空席を気にしていた
そして、世界にここだけしかないパソコン室に特効する
サヨは自分の死んだ原因を調べてくれるかも知れないと思いついていく
パソコンの検索の横にリュウコク学園・サヨ・アイサカと書かれる
検索が行われたがサヨに関する情報は一切見つからなかった
サヨがぼけた芸人の滑りのようにこける
「科学万能の時代っとは言えないみたいです」
そのあと、カズミは図書館島に来た
「ホンヤ(ノドカ)、ユエッチ(ユエ)、パル(ハルナ)あんた達、この図書館詳しいでしょ?
1940年の生徒名簿ない?」
ノドカ達は山のような、生徒名簿を持ってきた
カズミが一ページ、一ページめくってると生徒名簿(現在の)サヨに似た、いやサヨを見つけた
「やっぱり、この制服・・・」それを見てサヨは「正解です」と答える
ほかにも短歌集などもみていた
「短歌か~時代だねぇ~」サヨは不思議そうな顔をして「やっぱり、60年って長いですかね?」と聞くがもちろん聞こえない
その時、カズミがサヨの名前が書かれた短歌のページを開けた
「あった。なになに、【ツワブキを植える小さな手、時が満ちるのを楽しみに】か・・・!
ツワブキって!」
カズミは本を置いたまま図書館を出ていき、古くそびえたつ旧時計塔をの方角に向った
旧時計塔の下までついたとき、サヨは驚き記憶がよみがえる
「そうだ・・・私は誰かを恨んで死んだんじゃない・・・私は・・」
サヨが1年a組のとき、そのころは設備が不十分でモンスターがたびたび入ってきてた
サヨには妹がいて、誰に吹き込まれたかわからないけど、
この庭がツワブキの花でいっぱいになったらお母さんが帰ってくると言って【お母さんが帰ってきますように】と書かれたレンガを土の表面ギリギリに出る感じで埋めていた
ある雨の日、モンスターたちが妹の花壇に向かってることを知った私は1人でモンスターを退治に行った
そこにはクシャルダオラがいて、妹の花壇に風で攻撃しようとするので阻止した
だけど、もう一回放とうとして・・・私は・・妹の花壇を背にして風の攻撃に血しぶきがちった
しかし、そこにドスファンゴがはいってきた
カズミが気づき驚いたがカメラをカスタマイズしてボウガンに変える
ドスファンゴがツワブキを踏もうとした瞬間に吹っ飛ばされる
カズミがとどめに貫通弾を打った瞬間に息絶えた
だが、サヨは自分の足元にレンガがあることを知り、下がるとこう書いてあった
【お母さん】の横の上に【お姉ちゃん】と書かれていた
サヨはその場に崩れ泣くと、ツワブキが舞いカズミの目に白髪の女の子が映る
「幽霊、サヨ・アイサカ!」
カズミはとっさにカメラを構えたが取ることができなかった
「取らないんですか?」と泣きながらサヨが言う
「だって、なんかそれってだめじゃん」カズミは笑みを浮かべて言う
「ありごとう」サヨは泣きながらそう言った
教室に戻ると遠足(グレヤ山の)の班わけがされていた
全員の班が決まった中、カズミがサヨのほうを心配そうに見る
サヨは笑いながらこちらを見たが、顔はちょっとさみしそうだった
「毎年、こうだからいいですよ」
サヨの言葉はカズミを動かした、カズミは椅子から立ちガーナのほうを向く
「先生、一人入ってない人がいます。出席番号1番、サヨ・アイサカさんです」
ガーナはいきなりの発言に戸惑い、クラスの何人かも不思議に思った
「えっ印刷ミスじゃないの?」とエンが言う
「違うよ、登校拒否でしょ?」とフネタイが言う
「えー体が病弱だからこれないんじゃなかったけ?」とミカが言う
「違うんです・・・彼女は・・」
カズミは信じてもらえないというのが怖かった
「アサクラさん、もういいんですよ」
サヨがあきらめた言い方をしたとき、ディバが呪文を唱えた
「見えぬ魂は輝きをともし、その姿を映し出せ、スピリトス」
すると、そこにはサヨが全員の目に見えた
クラスの全員は唖然とする者、呆然とする者が多かった
「彼女は悪い幽霊じゃないんです」とカズミが言った瞬間歓声がクラス中に響いた
「すごーい。私幽霊の友達って初めてだよ」とマキエが言う
ほかの生徒もサヨの周りを囲む
「ようこそ、1年a組へ。サヨさん私の班に来ません?私の班は面白くてよ」と委員長が言った瞬間にアスナが割り込んでくる
「あんたのどこが?それよりあたしの班きなよ」とアスナが言った瞬間、アコが不公平そうに「えー」という
「うちの班1人少ないから、サヨちゃんはこっちや」と皆から班に誘われる
ガーナは多々呆然としてたがサヨの班が決まると笑顔になった
「マスター何故魔術を?」とロロチャバンは問いかける
「ふっ、この学園に縛られる苦しみがわかるのは私ぐらいだからな」と言いあくびをする
カズミはシャッターを切って笑顔のサヨを取って、見た
「グッド」とやるとサヨもうれしそうに指を差し出し「グッド」とした
クラスのムードがさらに明るくなった瞬間だった
第4話 完
第5話【女子中学生はネットアイドル!?】
おまけ「ねぇ、ちうさん。なんでネットアイドルを始めたの?」
「リスクがないからなそれにいろいろ」「いろいろと?」「楽しいから」
「そうですね、楽しいですねちうさん」「チウ言うな!」(チサメ&パラ)
今日も一日が終わり、過ぎていく・・・・
彼女の名はチサメ・ハセガワと言う普通の中学生。
今日はそんな彼女のクラスの担任がパソコン(モンスター観測型)を貰ったらしい
だが、16歳の先生はどう使えばいいか、また使い方すら分からない
そんな中で、話がドンドンパソコンから・・・・
ミサがパソコンを見て機械ならやっぱと振り向く
「機械ならやっぱハカセでしょ。なんかわかる?」
「あっ、私人が作った機械って苦手なんですよ・・・それにガンランスつけろって言われたらできますけど」
チサメの心の中の感情が一瞬湧いた
それを聞いたチア6人はあり得ない方向へと話を進めていく
「ねぇ、じゃあ焼き肉セットつけてよ」
サクラコが元気よく言った瞬間にくぎみーも入る
「なら、掃除機もつけてよ。移動しながらゴミもとれるし、一石二鳥じゃん」
チサメの心がこの発言を見逃さない
(っは?なんだよ、パソコンはそう使うものじゃねぇだろ)
そのチサメの心と同言をした人物がいた
「皆おかしいよ、パソコンに掃除機とか」
その発言を聞いたチサメの心はさらに高ぶる
(おっ、双子の姉のほうよく言った。そうだ言ってやれやれ)
「やっぱ最初は冷蔵庫でしょう。食べ物取れるし」
チサメはその瞬間にずっこけるが、ほかのクラス名とは感心する
ガーナが心配そうにチサメの近くにきて、手を差し出した
だが、チサメは無視して荷物をまとめだした
「チサメさん、どこに?」
「お腹痛くなったんで帰ります。とめないでください」
そう言うと、扉を強引に開いて「バンッ」と音が出るぐらい強く締めた
ガーナは戸惑うが、チサメの隣のユエがこっちを見ていた
「ハセガワさんはいつもああなんでほっといていいですよ」
だが、ガーナにはそれこそが心配だった
一方、一人寮に帰るチサメはイライラしながらぶつぶつ言う
「なんなんだよ、あのクラスは!留学生は異様に多いいし、おまえ大人だろってやつから幼稚園児みたいなやつまで・・
しかも、あのヤクザとロボット、誰か突っ込めよ!絶対おかしいだろ。
そして、とどめがあの担任。16歳って何だよ!少年職業罪にならないのかよ!
あぁ、ムカツク」
チサメは一人部屋に入り、またぶつぶつ言う
「違うだろ。あれが普通の学園生活じゃねぇだろ。」
チサメは服を変えると別人になった
「ok~今日もチウは綺麗だぴょ~ん」
普段は目立たぬ女子中学生。しかして、その裏の実態は!?
インターネット界を牛耳る、スーパーハッカーにしてno,1ネットアイドルのチウなのら~
ちなみにこのパソコンは本当はモンスター観測用だが、裏システムを導入すればホームページに
「皆、今日はと~ても嫌なことがあったよ。うちの担任が変態で色目使ってくるの~」
すると、即座に更新され書き込むされる
ファンa「許せねぇ~チウちゃん俺達がぶっとばしてやろうか?」
そのあとも、書き込みは止まらない
ファンb「でも、気持ちはわかるよねぇ~だってチウちゃんネットアイドルの中では一番綺麗だし」
チウ(チサメ)に笑みがこぼれて素早く打ち込む
「そうかなぁ~?みんなありがとう。今日もチウのニューコスチュームを披露するよ」
その会話は深夜までなされた
次の日の放課後、チサメを除く全員に知らされた
「ホームページ?」
「あぁ、やってみたら楽しいと思うし」
「でも、何を参考にするの?」
ユエが名案を思い付いた顔で、手を挙げる
「人気のページに行くなんてどうでしょうか?」
ハルナがパソコンを慣れない手つきで打つ
「なるほど~今一番人気があるのはネットアイドルチウと2番目にパラちゃん!?」
パラが来たがまさに画面に映ってるのはパラだった
パラによると休業しているらしいので、チウのホームページを見た
フウカが笑いながら言う
「よっし、これをぱくっちゃおう」
「ちょっと待って下さい。いくらなんでもネットアイドルなんて」
だが、ガーナは笑みを作りながら語った
「皆で1つのことをするのは楽しいと思うぞ」
委員長はその言葉に納得させられた
「わかりましたわ。ガーナ先生のために一肌」
「そう言うページじゃないんだって!」
全員で作業に取り掛かった・・・チサメがそのことを知るはずがなかった
数時間後
チサメの楽しみの時間がやってきた、これを見ないわけにはいかない
「今回もぶっちぎりの1位!」
押すとものすごい長いグラフが2つ並んでいたが、1つはチウのだ
「誰だこのチウ様のホームページに50票差って!」
押した瞬間アスナの顔が画面に出てくる
その周りにはクラスメート男女問わずならんでいる
「あ・・あいつら・・・・」
チサメはただ呆然とした・・・・・・次の日
黒板には黒板一杯に2位と書かれていて、皆歓声をあげる
だが、一番後ろの席でチサメは笑っていた
(フッフッフ、あわれよのう)
そう心の中でつぶやいてた瞬間にガーナに呼ばれていた
「あの、一緒にホームページをって・・・」
チサメは荷物を持って、教室から出ていった
アスナ達がパソコンでランキングを見てると驚いた声を上げた
「見てよこれ・・引き離されてる」「こっちのアクセス数は落ちてないです」とユエが言う
「向こうが上がったってことか」ハルナが言うと「行こう」とガーナが言う
クリックした瞬間にビキニ姿のチウが写っており、ガーナは赤くなった
そのころ、チウは勝ったも同然という態度をしていた
「ほっほっほっほーこのチウ様の領域を荒らそうとは、100年早いんだよ。
今頃、あいつら落ち込んでって・・・!」
クリックするとそこには花嫁姿のフィング、委員長、コノカが乗っていた
さらにどんどん更新される
【スクールミズギ】ノドカ、ユエ、エイカ
【白衣の天使】ミサ、クギミー、サクラコ、セイカ、リョクコ、エン
【幼稚園児】フウカ、フミカの写真が更新されていた
チサメはこのままだと不利と知り、ウィルスデータを作った
「これさえ、1-aのホームページに送れば・・・元通りに・・・」
チサメはコノデータを買うためにわざわざ危険な道を歩いていたのだ
だが、そこにドスランポスやリオレウスが現れた
(嘘だろ!?こんな所で・・・・)
リオレウスが火の玉を飛ぶした瞬間、誰かが押して助けてくれた
「ってなんで先生こんなところへ?」
「生徒を放っておくほど俺は馬鹿じゃねぇよ」
そう言うと、チサメには片手剣を渡してリオレウスの方向に向かった
突進をなれた動きで避けて、尻尾を切断して頭に集中攻撃する
チサメのほうはドスランポスに一発一発少ないながらも攻撃している
その時に、リオレウスが空に飛びチサメに向かって毒づめをしてきた
が、それはガーナがチサメの盾となって食い止めた
「お前何バカなことしてるんだよ、あんたが先生じゃなくなったらあのクラスは誰がまとめるんだよ!」
ガーナの口には血がたまっていた・・・・チサメはある伝説のページに乗っていたことを思い出す
【大切なものを守るのを誓ったとき、その者の口と血を交わすことにより、奇跡が起こる】
チサメはためらったが今やらなければ、リオレウスが今にも突進をしてきそうだ
リオレウスが突進をしてきた瞬間、チサメは「あぁ、クソッ」と言いながらキスをする
契約が発動し、チサメの衣装はチウの姿となる
リオレウスをまっすぐに見たとき、頭の中に攻撃が当たる確率などが入ってくる
ピンクのステッキを振りかざした瞬間にピンク色のビームがリオレウスを貫通する
リオレウスを倒したのを確認したチウ(チサメ)はガーナをおぶった
「まさか・・本当に魔族が存在するなんて・・・・まっいいか。
お前には救われたしな」と言って笑い歩いてく