二期 41~45
 四十一話
 
ガーナ達が追おうとした瞬間に鬼のようなモンスターが通せんぼをする
仕方なくガーナは鞘から剣を抜くと、パーティメンバーもそれぞれの武器を取り出す
小さな鬼モンスターに魔術を放って倒し、そこらじゅうにいるモンスターを後ろ切り下がりで倒して、突きを入れる
アスナは巨大な剣で次々となぎ払う
っと今までのとは比べ物にならないほどのモンスターが現れ、殴り飛ばされる
セツナやガーナ、アスナ、ノドカ、ヨメコ、マジコ、チサメを押さえつけると口を開く
「こんなものか?なら死にな」
モンスターは一か所にガーナ達を集めて、足を高く上げる
振りかざされる足が空気を切り裂きながら、ガーナ達を切り裂こうとした瞬間に足がなくなった
「ガーナ殿、苦戦しているようでござるな?拙者がここは相手をするでござる」
さらに「バンッ」と銃声が響き、巨大なモンスターの方に当たる
ライフルを構えた少女と、チャイナ服を着た少女がいた
「セツナ、ここは任せろ。報酬金は後でもらう」
セツナは頷きガーナ達とともに、走っていく
そこに帽子をかぶった少女が現れた
「これだけの数のモンスター、一人でも多いほうがよくないですか?」
そう言われた瞬間にカエデは笑みを浮かべる
 
四十二話
 
「大丈夫でござる。ガーナ殿よりまだ拙者のほうが強いで来ざる。
甲賀流・カエデ参る」
カエデがそう言うと7人になり、武器を構える
マナが銃を構えながらモンスターに的確に当てる
その瞬間にマナの周りを雑魚モンスターが囲む
「接近戦で銃は不利だぜ」
そう言われるとマナは笑って、服の中から小型銃を両方に構えうち倒した
さらに巨大なモンスターが小柄なチャイナ服の少女に向かう
「こいつは弱そうだな。よっし・・・って」
そのモンスターの腹部に小柄な少女のパンチがあたると吹き飛ぶ
「中奥義をなめたらアカンね」
その少女を恐ろしそうに、周りのモンスターは見る
 
四十三話
 
そのころ、コノカの方へ向かったガーナ達は木々を押しのけて進む
「ザッ」と草と木をかき分けて前に進む
ガーナはふと思ったことを口にした
「何故、コノカさんがやつらに狙われる?」
セツナは話したくなさそうだったので、悪かったなと思い落ち込む
アスナ達はただその光景を見ているだけだった
セツナは「いいですよ」といい、ガーナのほうを見ずに話だす
「お嬢様は最大の魔力を持つと言いましたよね?
やつらはそれを利用して、モンスター達を従わそうとしているんです。
そのモンスターの召喚と操りには強大な魔力が必要・・・たぶんそれが狙いでしょう」
話している間に橋の奥に祭壇の様なものがあり、眼鏡をかけた女が呪文を唱えていた
橋の中腹まで行くと少年が来て、足止めされる
「邪魔はさせないよ。いくら、あの人の息子でもね」
彼のことは知らなかったが、その言葉を聞いた瞬間に驚く
「水の手」と少年が言った瞬間にアスナ達の動きを封じる
「アスナ!」
 
四十四話
 
ガーナが助けに行こうとした瞬間に少年が剣を突き刺しにくる
すかさず、ガーナも剣を取り出して撃ち合う
ガーナが睨むが少年は無表情のまま攻撃を繰り出す
橋の端まで追い詰められた瞬間に、少年が右手でガーナの腹部を殴る
ガーナは吹き飛ばされ水の中に体が入った
「バシャン」という音がアスナにも聞こえたが、動きが封じられて何もできない
少年がゆっくりこちらに歩いてきた瞬間に、少年の立ってる木の板が光、動きを封じた
ガーナは笑みを浮かべながら、湖の中からでてくる
それと同時に女の呪文が終わって、コノカから紫の煙の様なものが出る
ガーナの目の前にあの黒龍が召喚された
「伝説の光よ、風と共にうて」
ガーナの魔術が黒龍に強力にあたったかに見えたが黒龍は平然と立っていた
「ガーナ君、残念だね」
少年がガーナの魔術を解いて、ガーナを蹴り飛ばす
 
四十五話
 
ガーナの顔を踏みつけて、腹部に「水の槍」と言い、少年がガーナの心臓に突き刺す
ガーナは血を吐くが、まだ意識があったため少年は槍をもう一度高く上げる
「終わりだよ・・・ガーナ君」
少年が振りかざした瞬間に空間から手が出てきてとめられた
少年は驚き見ると、ディバがにらみつけながら吹き飛ばす
だが、女のほうは勝ったように声を上げて笑う
「無駄無駄。今頃援軍が来たところで・・・!?」
「氷の氷河よ、敵を凍らせよ、その風は吹雪に、その刃は雷に、ラク・スピリトス」
そうディバが言った瞬間に黒龍の体が氷、電気が流れる
さらに呪文でどんどん凍りつけていく
女は驚きながら口に手をあてて、後ずさりする
「強力な魔術を一度に5つも・・・あんた何もんや?」
ディバはそれを聞いた瞬間に高々と笑う
「ハッハッハ、相手が悪かったな。わが名はディバ。最強の吸血鬼であり、最強のモンスターさ」
アスナはそれを苦笑いしながら見ていた
「砕けろ」とディバが言った瞬間に、黒龍が消滅した