虚空 プロローグ
 プロローグ 伝説の始まり
俺の名はロベルト=ジルエット、誇れる勇者である父ルドルフ=ジルエット
の一人息子だ、俺は父のようなハンターになるため家を飛び出しここポッケ村
でハンターをやっている、父はというと「ちょっと旅に出てくる」と言い残し
家を出てそれきり行方知れずだ・・・そんなこんなでハンターを始めて早2年
やっとイャンクックを倒せるほどになり、防具をクックシリーズへと変え、
武器は骨刀【狼牙】だ、「今度はダイミョウザザミに挑戦してみるか」と言い
村長に「ダイミョウザザミを狩る依頼は来てるか?」と聞いた、「あるよ、密
林だけどいいかい?」というので「それでいい、受注するよ」といい、行きようように
密林への船に乗り、密林へと向かった、密林は木が生い茂る視界の悪い場所だ、それ故
色々なモンスターが集まり易い傾向にある場所だ、「さて海沿いに探すか」と
独り言をいいながら、捜索を開始した、広い小さな離れ小島に行ったとき、地面がゆれ
ダイミョウザザミが姿を現した、さっそうと抜刀し、切りかかる・・・
 
 
 だが刃は殻の上を滑り火花を散らすだけ、「くそっ!ミスった」そう発した
時にはもう遅かった、奴はそのデカイハサミで殴ってきた、それでもクック
シリーズが少しへこんだだけで済んだ。痛みを堪え甲殻の隙間を狙い振り下ろす
ブシャッ!という音を発し奴の足の先一本が吹き飛ぶ、途端に甲殻類特有の青い
血が当たりに飛び散る、何と奴は痛みに絶えながらもあぶくを吐いてきた、威力
は少ないものの吐き出された速度の勢いで吹き飛ばされる、流石にクックとは
硬さがぜんぜん違う、俺はしりもちをついたもののすぐ立ち上がる、だが奴は
追撃を喰らわすべく、こちらに向かってくるだが遅い、すぐに回り込み足へと一撃
を喰らわす、奴の足がまた吹き飛ぶ、そうすると奴は潜った何と地面がゆれるとっさに
その場から離れると奴の背負っている一角竜の角が今まで居た場所に現れる。「こんな
攻撃ありかよ」といいながらも避け続ける、奴も必死に当てようとする。当たらないと
分かったのか奴は出てきた、紫色の泡を吐いている。「トドメだ!」といい思いっきり
奴へと振り下ろす。途端に奴はもがき苦しみ息絶えた。村へと帰り休息を取る。
         プロローグ  完