魔龍人1~5

 一話

 

【出会い・激闘の初】
俺はガーナ。
新米ハンターにしてこの村にやってきた
この村の名前はゲンゼ村
早速俺はモンスターの狩りに行こうと思ったが
まずはやっぱ村長に合わなくちゃな・・
ガーナ「どうも、村長!」
村長「若いもん、もうちょっと言葉に気をつけろ」
ガーナ「悪い、悪い。それで俺がうけれるのって何かあるか?」
村長「まぁ、よい。ランポスでも狩ってこい」
防具ははじめから持ってたというより行方不明の兄が残した金を借りた
バトルシリーズを買って、武器は骨という太刀だけど・・・
俺は密林に到着した
ガーナ「しかし邪魔だな~。よくこんなとこに住めるものだ」
自分で言ったのになぜか不思議な気持ちになった
そんなこと思ってる間にランポスが登場!
ガーナ「鳥?鶏か?まぁ、いいぶちのめしてやる」
はじめは苦戦したんだが、だんだん慣れてお手の物
ドスランポスもすぐさまぶっ殺してやったぜ・・
ガーナ「こんなもんか」 気がついたときはモンスターは残ってなかった
そんなときどこからか声?叫び声?いやこれは・・・
それはイャンクックといわれる飛竜種!
(まずい)心ではそう思っても風圧で飛ばされてしまった
しかし次の瞬間「バンッ」銃声?
見上げた先には女? ???「ほら、ぼさっとしない。とっととやるよ」
何か分からないが戦った。かなり傷はおったがイャンクックを狩ることには成功した・・・
ガーナ「あんたは・・誰だ?」
???「あたしかい?あたしは・・・」

 

 

二話

 

 

息をのんだスゴ腕のハンター?いや、名ハンター?汗が地面に落ちた
「誰だと思う?」
思わる展開に一瞬頭を地面に打った!痛みが走る!
「なにしてるんだい。そんなにあたしの名前が知りたいわけかい?」
彼女の笑い声が密林に響く。
ハサ「私はハサ。ガンナーとして飛竜種を始めて討伐したのさ」
彼女の言葉に疑問が生じる。
「いつからだ」
ガーナは聞いてる自分が惨めっぽく思えた
ガーナはハサに向かってまるで親玉にひざまずく子分のように言った
「決まってるだろ~。今日だよ今日」
ハサの発言にまた頭をぶつけた・・
「名ハンターじゃ?」 ガーナは戸惑いながら言った
「違う。名ハンターの装備に見えるかい?これが」
よく見ると彼女の装備は俺が知らない装備だった。
「私はポッケ村からきたハサ。そしてこの装備はそこにいたころに、
退治していたギアノス種のものさ」
よくわからないが、彼女はほかの地から来たらしい
集会所に無事到着した
「助けてくれたのは感謝する。だが、赤の他人なのになぜ?」
ガーナが問いをかけた瞬間、ハサが鼻で笑った 
「あたしの狙いはイャンクック。でもあいつはあたしを無視して、
お前のほうに行っただからムカついて倒したのさ」
ハサの発言に(イマイチ気が合わない)そう思った
ハサ「それであんた、また狩りやるきかい?やめときな、子供の遊びじゃないんだ」
彼女の言葉が胸に刺さった
翌朝、俺は(自分の実力がしりたい)そう思った
「昨日、イャンクックにあったのがこのへんだな」
ガーナはあたりを眺めながらそう言うと心の中で
(そして彼女とも)
その思いを胸に洞窟へ入って行った
暗闇の中、あらわれたのは謎のモンスター?いやあれはゲリョス!?
「資料で読んだことがあった。しかしなぜ密林に?」
昔の思い出を一度目繰り返したがすぐやめた
ゲリョスに向かって一直線に向かっていった
だが、同時に手に衝撃は走る
「グハッ」
ゲリョスの尻尾が俺の手にあたっていた
ゲリョスの尻尾はゴム状で伸び縮みすることを忘れていた
武器が宙を舞う
「くそっ、こんなところへ」
だが、ガーナには打つ手がない
「バンッ」銃声が鳴り響く・・もしかして予想は的中した。ハサだ!
同時に引っ張られた。なんだ?振り返るとアイルーが俺を引っ張っている!
これが、オトモアイルーか!?かつて本で読んだのと同じだ!
「全く、バカだね~。イャンクックにも勝てないのにゲリョスを倒そうなんて・・まぁ、いい行くよ!」
ハサの言葉に未熟さを感じたが、その瞬間違う思いも浮かんだ。
(そうだ!逃げるんじゃない!戦うんだ)
必死に戦った!初めて見る飛竜。でも、負けられない!
しかし、奴の攻撃は予想外に強かった!俺とハサの怪我は尋常じゃない・・
やつの閃光が目に入った ハサとガーナ「くそっ」
(これで本当におしまいか・・・)
ガーナは力が抜ける。ゲリョスが迫る!だが、どうしようもできない。
だが、何かがあたって我に戻った。ゲリョスが倒れている。
目の前には少女?だがぼやけてよく見えない。
すると、いきなり平手打ちが飛んだ!

 

 

三話

 

 

「お前はアーザじゃないか?どうしてここに?」
ガーナの言ったことが分からず、ハサはわからずアイルーと一緒に首を傾げる
「・・・・バッカじゃない?あんた、あともうちょっとで死にかけたんだよ!そんな平凡な質問してる場合じゃないでしょ?」
と言ったあとにアーザはハサがいるのに気がついてお辞儀した
「へぇ~、あんた見たいのにもできるんだねぇ~」
ハサはにやけていったが、ガーナは恥ずかしくて顔が赤くなった
「別にそういう奴じゃねぇよ!こいつは・・・」
ガーナは沈黙の後に、答えた
「俺の幼なじみのアーザだ。一緒に暮らしていたんだハンターになる前、
4人で・・・・まぁ、今はこいつと母さんだけだがな・・」
「父親はどうした?」とハサが言うとアーザが答えを言った
「父は死にました・・今から3年前、体を切り刻まれて・・」
その話を聞いたあと集会所にもどり、ガーナのハンターハウス(寮)に移動した。

 

 

四話

 

 

ガーナはアーザに問いを出した
「母さん一人にしていいのか?家事は?生活だって・・」
アーザの顔が暗くなっているのに気がついた、悪い知らせを覚悟した
「実はあたしたちの村が黒いモンスターに襲われて、
多分・・リオレウスとリオレイアだと思うの・・気がついたら逃げたのは、私だけでみんなやられていた・・・・・」
(あそこはいろいろな都市に囲まれてるのに何故?)ガーナは心で思った
アーザはそんなことどうでもいいという様に、昔の話を始めた。
「あのころはなんでもやってたもんね、リオレイアの巣から卵取ってきたり、私が止めたのにリオレウスに石ころ投げつけて怒らせたり・・・」
ガーナは恥ずかしかったがハサが笑っていた
「まぁ、あのころはお兄さんが助けてくれたからよかったんだけど・・」
アーザの話を聞いたハサはガーナの兄の情報は何も知らない、聞きたいと思った
アーザは視線に気がついたのか説明を続けた
「私たちはもともと、私・ガーナ・父・母・そして兄と暮らしてたわ。
お兄さんは人柄もよく、なんでもできて、頭もいいし、ハンターとしてもギルドから頼まれるクエストの量ははんぱなかった。まさにガーナとは正反対だったわ。
でも、今から5年前レウス討伐に入ったきり帰ってこなくなった、
現場にはリオレウスの死体と仲間のハンターの傷ついた姿しかなかった・・・
こんなところかしら?話を戻していい?」
ハサはうなずいた
「とにかく今は村に入れないの。だからお願い私をハンターとして、パーティにいれて!あなた達の」
「パーティ?何のことだい?あたしたちは違うよ」
「じゃ、あのときはなぜ?」
問われて困ったのかハサはあきらめたように言った
「はいはい、わかったよ。あたしもパーティに入ればいいんだろう?」
アーザは意味がよくわからなかった。だが、ガーナは(このパーティは気が合う、そんな気がした)
集会所に向かった。このパーティでクエストが受けるだ。クエストに行ける人数制限は10人らしい
3人での初めてのクエストそれは【毒鳥・怪鳥・睡鳥・狼鳥】
「なんだこれは?」 ガーナは漢字が苦手だ。
「たぶん、イャンクックにゲリョスじゃないか?そのほかは・・・」
アーザはめんどくさいのか「見たらわかるわ」とだけ言って進んだ
三人は密林についた。そこには4体の飛竜がいた
アーザは余裕の笑みを浮かべ「全部鳥?だったら楽勝ね」っといった
ガーナの太刀がイャンクックとゲリョスに切りかかる!
ハサが撃つ強力な弾とアーザの矢が豪雨のごとくモンスターに突き刺さる
2体は力尽きた・・・
「やったぁ~!これなら楽ね」
だが、安心しすぎていた、アーザが突然地面に倒れる ・・寝ていた
ハサとガーナがかけつけるしかし、その瞬間毒の尻尾が当たった
(これは・・)もはや声に出せない
そこにいたのは数々のモンスターやハンターを眠らせてきたヒプノック、
そして狼の名を持つイャンガルルガがいた
動けない・・・毒が体に回る
そして、それを待っていたかのようにイャンガルルガとヒプノックを喰らって、
降りてきたのは・・・
「空の王リオレウス!陸の女王リオレイア!」
やつらは俺に意識があるのに気がついたのか一歩ずつ近づいてくる
恐怖・情けなさ・悲しみいろいろな感情がわいたが体は動かない
「ドッーーン」何かが倒れる音がした目をあけると陸の女王が死んでる
空の王者が誰かに火をはなつ!しかし、かわされ閃光玉が頭部に命中した!
「今だ!」
誰かの声の後にどこかに運ばれる・・・俺たちはいったい・・・

 

 

五話

 

 

目が覚めたのはあれから数日してからだった
木製のベッドの横にはテーブルと椅子がまるで俺たちがくるを予知していたように、並べられていた。
外に出るとそこは大木の中だった
アーザとハサはまだ目覚めてないらしい
たき火があり川があり薬草が積まれ切れないほどたくさん収穫されていた
アプトノスほどはあろうか?棚のようなものまである
(俺たちはいったい・・・・・・っ)
向こうから人が来たが、よく見ると俺と同年代ほどの中柄な男だった
(何か資料で見たことあるような・・・・)そう思いつつもガーナは聞いた
「あんたの名前を教えてくれ!」
ガーナの問いに男は無表情のまま「ガーナ」と俺の名前を口にした
(ハッキリ言って驚いた!俺はそれほど有名じゃないし・・・)
そのあと、男がこういった
「俺はセルメン。お前、気を失っているのにもかかわらず、
自分の名前を言うのにはおどいたぜ」
(なんだか恥ずかしい・・・・なぜ自分の名前なんかいっていたんだろう?)
その瞬間思い出した!
ガーナ「お前はたしかゲレセンド村で初めてリオレウスとリオレイアを、
同時に倒したセルメン・アリード・・・まさかこんなとこで、会えるなんて・・」
「ガキに信頼されてもうれしくねぇぞ」
むかついた・・・こいつ・・・
そうしてる間に、いつの間にかアーザとハサが横にいた
「全く、三人で四体倒そうなんて・・・バカが考えることだ。
3
歳でもそれぐらい普通にわかるぞ」
アーザはその発言を許さない「なによそれ私たちがバカっていうの?」
「無駄口叩かないで、早く村に帰らないと・・」
セルメンは頷き「そうだ、そのねぇさんの言うとおりだ。
ここでねぇと、またモンスターに殺されるぜ?」
ガーナはムカついたので「うるせい、変な名前のくせに」
アーザもそれに頷き「そうよ!そうよ!偉そうにするんじゃないんわよ」
セルメンがイラッとくる「うっせい、がきはそこらへんのケルビでも狩ってろ」
口論になる中ハサが大きく息を吸った
「いい加減にしなさ~い!」
ハサの声は王者リオレウスよりでかく周りに響いた。耳が痛い
「喧嘩してる場合じゃないでしょ!さっさと帰るよ」
ハサに言われて皆黙っていたが、その夜にセルメンと仲を深めるは思ってなかった

 

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