魔龍人6~10

 六話

 

集会所につくに行く前にキャンプで一日休みついた
セルメンは小声で「(あのねぇさんコぇ~な)」
ガーナは頷き「(ああ、はじめからああいう感じだった)」
ハサににらまれたのですぐ距離を離したのを見てアーザは笑った
翌朝、緊急連絡が入った。あの、クシャルダオラが密林に現れたらしい
ガーナはあたりを見渡し「セルメンのやつは何処行った?」
アーザは怒りながら「なに?いつから仲間口調になったの?」まだ怒っているらしい
集会所に行ってみるとこう書かれてあった「密林ただいま1名」
セルメンか?ガーナが走る。ハサが追う。アーザが後に続く
今の密林は激しく荒れていた!まるで、竜巻が起きたと思える風力だ!
アーザは涙を浮かべた顔で「本当にセルメンでも死んでるんじゃない?恐れられたた鋼龍だし」
(そうかもしれないだが、あいつには生きる意味がある)そう思った
集会所に帰る前にキャンプに泊まった日に、少し怒りが薄れたガーナはセルメンから話を聞いた
セルメンは深くため息をつき「俺は一回の成功で終わるバカだな」
ガーナは何故かと思って「なにかあったのかよ・・」
セルメンは頷くと話した
「俺はモンスターを同時に倒したことがあるが、今はそれが当たり前。
本当は嬉しかったんだよ・・お前の言葉・・」
ガーナは笑みを浮かべた「また、作ればいいじゃないか」
セルメンは苦笑いをして「またか・・・」
その時のことが記憶としてよみがえる
やはり、いた!
クシャルダオラ相手に大剣だけでは無理だ!
ガーナは駈け出し「セルメン、俺も加勢する」
セルメン苦笑いして「余計な御世話だ」っと言った アーザには二人の気持ちが伝わってるように見えた
風の鎧をまとっている強者の名はだてじゃない攻撃しようとしても吹き飛ばされる
ガーナ「どうすれば・・・」
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人はそれぞれ攻撃を加えるが弾と矢は弾き飛ばされ、
近づこうとしても風で尻もちをつく
そのときセルメンが飛ばされたと同時に閃光玉がちらばった!
「ヴォーー」クシャルダオラの咆哮が密林に雨の音とともに響く
アーザ「これならいける!」
アーザは持っていた爆雷針を皆に渡し、全員同時に設置した!
空から雷が爆雷針によってクシャルダオラに命中・・・
ガーナ「やったか」
全員が硬直した。クシャルダオラは固まっている!?いや、倒れた。
だが、クシャルダオラの体にはあちこちに傷があった
アーザ「誰かが先にダメージを大幅に与えていたのかな?」
皆はそんなことどうでもいいように、喜んだ
ガーナ笑顔で「よっしゃ~」 アーザは不機嫌に「ふう、むうボロボロよ」 
ハサは感心した表情で「よく、あのタイミングで爆雷針を思いついたな」
セルメンは少し笑顔になり「まぁ、みなおしてもいいか。俺ほどじゃないが」
アーザは怒って「なにそれ?またそうやって!」
(性格は違うがこいつらはあう)ガーナは思った
ガーナはその光景を見た後こういった
「セルメン、俺達のパーティに来ないか?俺は賛成だが。」
アーザも「っまいいか」という ハサが言った「あたしが別にいいけど」
セルメンは少し泣きそうに「ありがとう」という 
その言葉が3人の胸にこだまするのであった

 

 

七話

 

 

一同は集会所にいた
実は今日はこの村のイベントがあるらしい・・【猪狩り】とかなんとか・・
ガーナが自慢げに「クシャルダオラを倒した俺たちにはたして勝てるやつはいるやら」
ハサは微妙な顔をして「余裕こいてると痛い目あうよ。」
アーザは頷き「そうよ!昔からそういうところは変わらないわね。」
「まぁ、実力は上のほうだ。気を固くしすぎてもかえって悪いだけだぞ?」セルメンは前とは違い、かなりしゃべり方が親しくなっていた
「みんな~ハロハロ!今回の大会のために集まってくれてありがと~」
いきなりの声に耳をその場にいた全員がふさいだ
「チウさん、ボリュームがでかいです・・進行は実況の私【ジャレ】と」
チウ「司会のチウが進めまぁ~す。コレ、ボリューム下げるのどこ?」
ジャレ「チウさん、そんなことどうでもいいです。でわルールを説明してください」 
チウ「皆sよく聞いてね。この大会は各地からでているドスファンゴ達を、
その場所で30・次が20・次が15・次が10・次が5・次が1・計81体の討伐することになります
なお、制限時間は自由ですが、2回戦にいけるのは約ここにいるのが100名だから、
80
名です。そのあともどんどん減ります・なお、ドスファンゴは各エリアに、
必ず一体いるので休憩はほとんどなしです。まぁ、これだけのハンターがいれば敵じゃないような・・」
ガーナは楽勝という顔をし「よっしゃこの勝負もらった~」
ハサは黙った「・・・」 アーザは首をかしげ「どうして」 セルメンは普通に「とにかく行こう」と言った
その場にいたハンターが一斉に入門口に入って行った
チウ「まず、さ~むい雪山!この季節はどどブラsもいるからご注意を、でわ」
早速ドスファンゴを見つけたはいいが
ガーナは驚き「なんだあの大群は?」ハサはわかった様に「どうやら大勢力のようだね」
アーザはちょっと怯え「雪山が猪山になってる~」「とにかくまずは片っ端から殺さねぇとな」と言ってるがセルメンは俺たちが話してる間に30体もう倒したらしい
続いて俺たちもドンドン倒していったが、ほとんど突進は食らわなかった
閃光玉で動きを封じ、ガーナは太刀で何回も切っていく
ハサとアーザは高台で避難しながらやっていた
その様々な技によりドスファンゴ達は足を引きずることさえ、できなかった
チウ「ハーイ、終了!今回だめだったハンターさんは運がなかったってことで、
でわ次は緑のいとなみと砂地が入り混じる密林!がんばってくださ~い」
密林のやつは数が少なくなったせいか5分後には4人ともクリアしていた・・・なんか退屈だ
10
分後 チウ「ハーイ、でわ30名の方バイバイ」
30人も!?)かなり驚いた
「私にも言葉を言わせてください」ジャレが入ろうとするものの
チウ「ハーイ、でわ最後です!熱気漂う火山へ行ってらっしゃ~い」
ガーナは完全に無視してるそう思った・・・どんどん終わり最後の場所になった
俺達のほかに2人残った・・一人は片手剣・・ニンジャソードか?
もう一人は、ハンマー・・・ドラゴンブレイカーだ!かなりのやり手か・・
ジャレがあわててきて「チウさん、大変です、大変ですよ!」
チウは呑気に「な~に?どうしたの?」
ジャレは汗まみれで「火山にガブラスが集まってきたんですよ!」
「まさか、古龍が来るとか!?」チウが言う
「どうします?」ジャレが訪ねたが
ジャレが言った瞬間にそこにはチウはいなかった

 

 

八話

 

 

一方、熱にやられて棄権したアーザをハサが運んでいった
火山のいちばん奥にドスファンゴを囲むようにして飛んでいるガブラスの姿が見えた!
ガーナ「なんだ!あれは?ガブラスか?」
その瞬間!ガブラス達が一斉に吹き飛ばされドスファンゴが倒されていた
参加者一人が「あれは・・・炎の帝王テオ・テスカトルとナナ・テスカトリ!」
ガーナ「こいつら半端ねぇ~・・どうするんだよ」
「戦うったら戦う行くぞ」
ガーナ「でも、せめて救援をまったほうがいいじゃないか?」
「戦う、それだけしろ!」男はそういうと2体に向かって突進していく
こいつ、頑固というかなんというか・・・もう一人は口すら開かない
俺たちはナナ・テスカトリを相手にした近ずくだけで、削られる体力・・
爆風で攻撃されたり、殴られてボロボロだった所に、
弾がナナ・テスカトリに命中し倒れた。ガーナはわかっていた
ガーナが心配そうに「ハサ、アーザは?」
ハサは頷き「大丈夫だ!しかし、古龍がでるとは・・・」
そのとき、向こうからかなりでかい音が聞こえた!
「ギォーーーー」
角をあの2人が折ったらしい

ブレスが全員めがけて吐かれたが死にはしなかったがきつい・・(どうすれば)
すると、突然宙を舞って誰かが現れた!
そして、閃光玉を喰らわせてひるんだ瞬間に爆弾でダメージを与えて去った
セルメンは驚き「誰だったんだ」ガーナは前を見ながら「そんなのいい行くぞ」
セルメンは自分が言ったことを返されたのでちょっと悔しかった
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人はまるではじめから息が合っていたように帝王を攻撃していく
大剣でセルメンが正面から溜めてたところにブレスをやろうとしていたので、
閃光玉を当てたあとに大剣の一撃が当たる
ハサが撃つ弾がテオ・テスカトルを弱らせていく
ハンマーの男と片手剣の男は隙がある所に切り込んだ
そして、長い戦いの末見事討伐できた
実はクーラドリンクを持ってなかった俺はハンマーのやつからもらっていた
「あんたたちの名は?」ガーナは尋ねる
大柄な男が「俺はレッグだ。見事だったな、しかし・・どうだ俺もパーティに入れてくれ」 ガーナはうなずいた
もう一人はレッグが自己紹介を終えたのを確認してから名乗った
「俺はレクエム・・・」 
ガーナ「俺たちのパーティに来ないか?」
レクエムは迷いもせずうなずいた・・・まるではじめから決まっていたように
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人は船に戻り火山を後にした。そして、集会所についた
チウ「今回は引き分けなんですが、パーティ組んだからいいですよね?
でわ、商品はこちらの太古の塊と落ちていた炎龍の宝玉です」
今頃、気づいたがもしかして俺たちを助けたのって・・・
全員に小声で言った瞬間皆驚いた!
チウ「でわ、また今度もよろしく!」
そういうとチウは己がG級ハンターだとも知らせず去った・・・
レクエムは静かに「・・・・謎の女だったな」
レッグはどうでもよさそうに「まぁ、いいじゃねぇか!こうしてパーティになったんだから」
ガーナも頷き「よし、明日からレクエム、レッグよろしく頼むぞ」
アーザは聞いてなかったので戸惑った
それを見て皆で説明してから笑った・・・

 

 

九話

 

 

目が覚めた時は誰もいなかった・・・あのころの夢を見た
ガーナは寝ぼけて「今日はどのクエストをやるんだっけ?」と言った
アーザはいつもと違うのに気づく「何か暗いわねぇ・・・いつもみたいにバカ話しなさいよ!」
レクエムは少し笑い「ふっ、沼地に行けばすぐ気分が治るだろう・・・・」
アーザはちょっと怖かったが「いやぁ~それはないと思う」
今日はこの3人でのクエストだ・・・いつもは活気あふれる村は今日は静かだった
そう、あのときのように・・・
ふと、アーザを見た
最近はオトモアイルーを雇いまくって女王の護衛って感じか・・・?
石ころをアイルーとけりあっている
レクエムは青い空を見上げ話しかけられるのをだるそうに待っていた
アーザは本を見ながら「ねぇ、樹海なんてどうかしら?いったことないし」
レクエムは商人の婆さんの品を見ながらうなずいた・・視線の先には回復薬が積まれていた
アーザはアイルーと一緒に蝶を追いかけながら言った
集会所は相変わらずやかましい
集会所についたとき体に短い傷を負った男と視線があった
最初にアーザがこう問いかけた
アーザ「どうしたんですか?その傷?」
「2体のモンスター相手はやっぱきついな~ところでお嬢さんの名は?」
その相手の言葉にキレ、アーザは思いっきり平手打ちをした!「お」をつけられることを極端に嫌がるのである
彼が置いていた飲み物が、振動で倒れた
「悪いかった。名前を言うのが礼儀だよな。俺はカエン」と姿勢を直しつついった
レクエムはもはや話も聞かないで、トレジィと話している
アーザはむきになり「そういう問題じゃない!私はアーザよ。「お」をつけるな!」
ガーナは迷ったが「俺たちで手伝わないか?」
ガーナのいきなりの提案にアーザは集会所の木製の部分を見て迷ってる
レクエムはトレジィから赤いかけら見せられてる
「それはありがたい。こんな可愛い子と一緒に行けるなんて光栄だ」
カエンの言葉に、ガーナはよくわからないが呆れた
レクエムは今頃こちらを向いていた。しかし、手は机に伸びている
アーザはいかにも嫌そうな顔を今頃した
「よっし!樹海にレッツゴー!」
カエンはかなりハイテンションだった・・・普段からあんなのか・・
3人は後戻りができないことがわかり、カエンに続いた

 

 

十話

 

 

樹海についた資料では見たことないキノコや木々が立ち並んでいた
アーザはっふと「っで今回の相手は何なの?もしかして、あの大木の上じゃないでしょうね?」
カエンは正解と言いたげそうな顔で「アーザちゃんは勘いいね。まぁ、的確にいうとあの大木の下だ」
4人は緊張を断ち切り前に進み出た
奥に行くごとに木々と芝生の範囲が異常にふえた
そして、モンスターの巣らしき所についた 
巣は今は空っぽで、骨でできていることがわかった
アーザは不思議そうに「ねぇ!あそこに、洞窟見たいのが」と言った
そこにはアイルー2匹分ぐらいの高さの穴があった
カエンは厳しい表情になり「ここだよ・・・このなかに俺を倒したモンスターの親玉がいる」
4人は一斉に入った!しかし、何もいない。あるのは、山のように積まれたガラクタと小さな穴だった
アーザは不機嫌に「どこにいるのよ!何もいないじゃない」っと言った瞬間にアーザが、
何かを聞き取った。「笑い声?子供のかしら?」
しかし、俺たちのパーティの中に子供おろか爺さんだっていない
すると、突然穴から何か出てきた!ガラクタの中からも出てきた!
カエンはわかっていたように「あれがキングチャチャブーだ!しかも、2体もいる」と言った
3人の反応は違っていた
「・・・・・変な奴らだ・・・」レクエムはすぐに武器を構える
アーザは変なものを見る眼で「キモッ」と言った
ガーナは珍しそうに言った「あれが、チャチャブーの長か・・・」
キングチャチャブーたちが何か投げてきた
皆、ガラクタの方向へ逃げた
カエンが「気をつけてくれ。奴らは睡眠薬や爆弾を投げてくる」と言った
3人は一斉にかかった!
しかし、小さな鉈でもダメージは大きかった
いくら三人でも奴らの素早さにはとうていかなわない
頭に炎がついたのは、怒ったからだ
(カエンは何をしてるのだろう?)
カエンは穴付きのハンマーを振り回している
「いい音楽だ」「ほんと」ガーナトアーザが耳を傾ける中「・・・」レクエムは何いとつ言わず切りかかる
その音楽のおかげで力を貰い、また傷も癒えた
そして、カエンの一発によりキングチャチャブー達の動きが鈍くなった
いわゆる、「気絶」だ
そこに三人の攻撃が一斉に襲いかかり、キングチャチャブーは息絶えた
集会所に帰った時にカエンが口を開いた
カエンはりりしそうに「どうか、あなた達と一緒に戦わせてくれませんか?
この演奏はあなた達がいないと成り立たない」
ガーナはうなずいてから、残りの2人の反応を見た
「まぁ、演奏が良かったからいいかな?」アーザはレクエムに意見を回した
「どうでも・・・・」レクエムは腕に持った飲み物の水面を見ながらそう言った
「でわ、よろしく~」カエンはいまだにハイテンション
ハンターハウスのロビーにはほかの3人も集まっていた
そして、説明と紹介を終えると皆、己の部屋に帰って行った
イスにはまだガーナ達のぬくもりが残っていた

 

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