五十六話
遠くから様子を見ていたガーナパーティが駆け付ける
五幹部はギメラが倒れたのを察し帰って行った
がガバデは「あの少年は死ぬ」と言っていた
カエデと女黒人ガンナーと小柄な少女とディバ、ロロチャバンはどこかに行ってしまった
ガーナは剣を抜こうとするが抜けない
オオナズチに乗りながら帰るガバデはこういった
「ギメラの最後の技はなんだと思う?
・・・答えは自爆だ!」
ギメラの体はその瞬間砕け散り、ガーナごと飲み込んでいく
爆風にハサとレクエムは物陰に隠れて対処し、
セルメンはアーザを包みこみながら耐える、
セツナはコノカを背にしながらたえ、
レッグとカエンはハンマーと笛を盾にしながら受け止める
アーザはガーナが死んだと思い、泣く
だが、爆発したあとに跡形もない所に衣をまとった人がいた
その人はガーナを抱きかかえながら、こちらに近づいてくる
アーザはガーナが降ろされたところにつき、礼をいった
「ガーナを頼んだぞ・・・アーザ・・・そしてパーティの仲間達よ」
そう言うとその衣を着た男は霧の中に入っていく
アーザは聞き覚えのある声を思い出した
「ガーナの・・お兄さん?」
アーザは言った瞬間に探すがもうそこにはいなかった
村に帰るとゼックル、エントラと2人の村長が待っていた
そこで待っていた村長たちは驚く
ガーナは無傷だったからだ
その夜、ガーナが目覚めると祝杯が行われた
お酒を飲めないガーナ、ヒダカ、アーザ、セルメン、レクエムは水を飲む
ゲンゼ村の人々もわざわざ来てくれた
ハバヴァが近づいてきた
「あなた、ギルドから上位モンスターの依頼がうけれるようになったわ。
おめでとう。」
ガーナに向かってハバヴァは笑顔で言う
アスナ達が次に来た
「実はもう帰らないといけないのよね・・」
「ガーナ君、また会えたらええな」
「ガーナさん。その時はまたよろしくお願いします」
そう言うと3人は小屋から出ていった
次にはセルメンが来た
「俺は森にそろそろも戻ろうと思う。次あった時はライバルだ」
「あぁ、まってるぜ。セルメン」
セルメンも小屋から出ていく
アーザとハサが次に来た
「実は私・・・ハサさんにガンナーの修行してもらおうと思うの」
アーザの目は希望に満ちていた
「大丈夫だ。部屋なんかは私が準備してるから。じゃあ」
「ああ」
ハサとアーザはガーナが知らない場所を目指して歩いて行った
カエンが次に来る
「実は新しい音楽を求めて旅に出ようと思うんだぁ~。だから・・」
「体に気をつけろ。あと、女に集中しないように」
カエンはわかってるというと旅に出た
レクエムとレッグが来た
「酒を飲めないとは残念だな。まぁ、俺たちは2人で頑張っていくは」
頑固者だから、否定してもどうせだめだろうとガーナは思った
「フッ・・・頑張れ」
「おまえもな」
2人は出ていき、暗闇の中を突き進む
ヒダカとゲンゼ村村長が来る
「実は俺、村長になることになったんだ」
ヒダカが自慢げにいうとゼックルがいきなり目の前に出てきた
「坊ちゃん、でわ早速行きましょう」
驚いているガーナをほっておき2人は行く
「すまんのぉ~あいつはヒダカを弟と思ってるみたいじゃな」
村長も出ていった
エントラが笑顔でこちらに来た
「私はこのまま、ダンバ村村長の部下のままいるつもりです。
ガーナさん、体に気をつけて」
「エントラさんも」
エントラは村長の部屋へ入って行った
1年後
ガーナは1人で集会所にいる
他のものは皆、それぞれの目標を目指している
ガーナはレックスシリーズsを纏い、堂々と歩く
村の住人の子供たちは近寄り、彼に熱い視線を送る
武器はもちろん太刀。
今日は森丘に来た!
リオレウスが肉を食べる光景を見ているとこちらにきずいたみたいだ
突進をしてくる、がガーナにはその攻撃をよけるのはたやすかった
リオレウスの方向を向き、笑う
「さぁて・・・一狩り行くか」
【終わり】